こんにちは。日本トリム東京支社の大谷です。
先日、出張でモンゴルの首都ウランバートルへ行って来ましたので
その様子を2回に分けてご紹介します!
10月のウランバートルは既に0℃を下回っていると聞き、
コートにマフラー、ニット帽と防寒対策万全の装いで
人生初のモンゴルへと発ちました。
ところが厳冬のモンゴルは-40℃にもなる為、
今の時期、現地の人々にとっては未だ初秋の感覚とのことで
当然、街中で防寒対策万全の格好をしている人はおらず、
到着早々周りから浮き、少々恥ずかしい思いをしました…。
さてウランバートル市内の様子ですが、かなり近代化が進んでおり、
高層マンションやビルが立ち並んでいます。
ガスは引けておらず、電気か火力発電によるお湯又は石炭が、
ホテルやビル、一般家庭にそれぞれ供給されています。
ちなみにモンゴル全体の人口は約293万人に対し、ウランバートルの市民は約122万人。
人口の約4割が首都に住んでいます。
一部の高額所得者の間では、億を下らないタワーマンションも人気のようですが
一方、郊外の住まいは皆さんご存知の『ゲル』です。
暖をとるために焚く石炭の煙が、やけに郷愁をそそる香りでした。
(子どもの頃、薪と石炭で風呂を沸かした経験があります。昭和30年代…?)
やはり首都と郊外の生活様式は大きく異なりますね。
ゲルと日本トリム大谷
現地では小龍包のような『ボーズ』と、
餃子に似た『ホーショール』を食べたことも印象的でした。
ホーショール
いずれもモンゴルの代表的料理ですが、
『ボーズ』は旧正月(ツァガーン・サル)の時期になると、
各家庭で大量に調理され、来客者にふるまわれる料理とのことで
大変美味しかったです。
モンゴルは寒冷地ということもあり、お酒はウォッカが人気。
ただ残念なことに、強いお酒をたくさん飲むからか肝機能障害を起こす方も多いようです・・・
皆さんも、モンゴルに行く機会があれば是非、市内だけでなく
郊外のゲルも訪問し、伝統料理をご賞味下さい!