こんにちは。日本トリム開発部の仲西です。
先日、12月22日(日)日本トリムの電解水透析導入病院である
特定医療法人泰玄会泰玄会病院(愛知県一宮市)の新棟の内覧会に行って来ました。
新病棟では70床の透析治療を行うことができますが、
その全てのベッドで電解水透析を実施することのできる多人数用RO装置を導入いただきました。
内覧会に訪れた方々には電解水透析をご紹介することができました。
左:泰玄会病院新棟 右:電解水透析多人数用RO装置
泰玄会の血液浄化センター 森室長は、
「電解水透析をすることによって通常、透析時に生じる低血圧や腎性貧血などの症状が
軽くなっているように感じます。また処置回数の減少も見受けられるため、患者さんの負担を
減らすことができているのでは、と感じています。
少しでも患者さんに、『楽に透析を受けて、楽に帰って頂きたい』というスタッフの想いが
届けばと思います。将来的には薬の投与量を減らしたり、透析によって起きる症状の
更なる改善にも繋がるのでは、と期待しています。」
と電解水透析への期待をお話してくださいました。
血液浄化センター 森室長
左:日本トリム担当者による説明の様子 右:透析室
【人工透析ってなに?】
腎臓の代わりに血液をきれいにする治療法。
人工透析を行うことによって、体にたまった老廃物や水分を除去したり、酸性に傾いた血液を
弱アルカリ性に戻します。血液を一旦体の外に出して治療するため、通常1回4~5時間、週3回行います。