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2021.08.04
元Jリーグ選手による社内研修を実施しました
こんにちは。日本トリム浅尾です。
オリンピックが開催中ですが、皆さんどの競技を応援していますか?
私は、基本的に球技が好きなのですが、今回、サッカーが面白くて、ついつい熱を入れて応援しています。
そんなオリンピックが開幕する前、7月2日(金)に日本トリムでは入社5年目以内の若手社員を対象に社内研修を実施しました。
今年3月にパートナー契約を結んだ関東サッカーリーグ1部のCriacao Shinjuku(クリアソン新宿)に所属する元Jリーグ選手である小林祐三選手に講師にお越しいただきました。
小林選手には、ご自身の経験を元に「結果(成果)との向き合い方」をテーマとしてお話いただきました。
「キャリアを守破離で紐解く- 守:まずはやるべきことをやる」
研修冒頭に小林選手は、Jリーグ時代でも印象に残っている試合だと言う、ご自身が出場する柏レイソル時代の試合動画を紹介しました。
チームのために愚直にボールを追うこの地味な姿こそが小林祐三選手の原点だと言います。小林祐三選手はプロ生活を始めた柏レイソル時代のことを「守破離」*の「守」の期間だったと話しました。
*剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
プロ生活を始めた柏レイソル時代、チームや指導者の方針に愚直に従って試合に出続けた時代について「プロ生活のベースを作った大切な時期」だとして、日本トリムの若手社員に対しても愚直に働く「守」の時期の重要性を説明しました。
「破:自分らしさを考える、離:『まずやる』ことはここに繋がる」
柏レイソルから横浜F・マリノスに移籍後は「破」の時期だったと言います。
「守」の時期に学んだことを生かし自分で考えて主力選手として活躍しました。
その後移籍したサガン鳥栖ではキャプテンとしてチームをまとめる傍らで、試合に出られないことも増えていきました。
小林選手はこの時期を「離」とし「最も辛い時期だった」と話しました。
しかしこの辛い時期を経験したことは、Jリーグを離れた今「とても貴重な経験だった」としています。
小林祐三選手はJリーグを離れた現在、クリアソン新宿で試合に出場しながら会社員としての生活を始めました。
これについて「Jリーグ代表として会社員生活というセカンドキャリアを成功させたい」と前向きに話し、研修参加者へ強いメッセージを送りました。
■参加した社員の声
当日は、日本トリム東京オフィスにて東京支社などのメンバーが参加しましたが、リモート配信も行い、全国の社員も参加いたしました。
参加した社員からはモチベーションを高める方法など、具体的で実践的な質問が多く出され、通常の研修では味わえない白熱した社員研修となりました。
・「守・破・離」という言葉の意味を理解していなかったので、プロサッカーの第一線でご活躍された実体験を元に、わかりやすくお話されて自分の仕事にもつながるなと感じました。
・私自身も野球をずっとやっており、スポーツに関しても、仕事に関しても、共通する部分はあると気づかされました。
今回初めて「守破離」の考え方をお伺いし、自分の行動を見つめ直すきっかけにしたいと思います。
・Jリーグのトップ選手だった小林祐三選手からの守破離の教えは重みがありました。
その後、同じくCriacao Shinjukuの選手である、原田亮選手からはクリアソン新宿の価値観や、日本トリムとの取り組みについてお話いただきました。
研修の最後、常務・西谷からの総括では、「自分も入社した頃は上司の意見に疑問に思うことがあった。
でもまずは愚直にやってみる。その上で力がついたら『自分の強み』を考え、営業スタイルを確率していくことが大事」と若手社員に伝えました。
実は、全国への配信終了後も、現地で参加した社員からの質疑応答時間が続いたのですが、社員からの「自分の強み、個性がまだ見つからない。」などといった若手社員ならではの質問も飛び交い、終了後も30分近く延長戦が行われました。
スポーツとビジネスは、まったく別物だと思われがちですが共通する部分は多く、特に日本トリムの若手社員はスポーツ経験者も多いだけに自身のスポーツ経験も踏まえ、今やるべきことを実感することのできる貴重な機会となったのではないでしょうか。
▼研修の詳細は「CRIACAO CHANNNEL」でもご覧いただけますhttps://criacao.co.jp/channel/clubteam/4598/